1/2

白金家の歴史

曾祖父 塚田宇一郎(ツカダウイチロウ)が昭和11年に創建。

戸隠で初めて、宿坊以外の旅館業として宿屋を開始。
栗、欅を大黒柱、梁、土台等にふんだんに使い3年かけて建築しました。

当初は豊富な湧き水と天然ガスを利用し、湯屋も営んでおりました。

第二次世界大戦が始まり休業となり、戦後、曾祖父母が亡くなってから、   祖母が民宿「塚田屋」として宿屋を再開。

昭和40年代から戸隠は「信州学生村」として県外から多くの大学受験生の夏の勉強場所として集客を始め、受け入れに適した施設にするため、大規模な改築をしました。

この改築により、創建当時の木建や雨戸、廊下の手すりは取り外され、天井や梁、出げたは合板やボード等で覆われ、当時の面影はなくなりました。
祖母の病気後は、民宿「八峯荘」として母が中心となり営業して参りましたが、平成10年代に施設の老朽化によりお客様の受け入れが困難になり、約10年以上休業の状態でおりました。

平成29年度に戸隠の伝統的建造物群保存地区が国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に選定されたことにより、当家も築80年以上ということで、保存対象の建物に指定されました。

今では手に入れることが不可能に近い大木の栗や欅を使った当家の建物をそのままにしておくのは勿体ない為、創建当時の建物に復元修理し、宿屋として再開し、曾祖父の築いてきたものを引き継いでいくことにいたしました。

昭和の改築で隠してしまった、天井や梁、1階部分の出げたや2階の廊下の手すりの復活、古写真や残っていた現物を基に雨戸と木建の復元をし、昭和初期の創建当時の姿に蘇りました。今では手に入りにくい貴重な材木を使った建物と旅籠の風情をご堪能くださいませ。

 

© 2019 宿屋 白金家

  • Facebook Social Icon